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私は、19年前の平成10年8月に刊行された「機関紙しののめ26号」の巻頭言として、情報開示を宣言した。今回、社会福祉法が改正され、どの法人も自身のホームページなどで情報開示が義務となった。今回、19年前に宣言された巻頭言を再褐して、新たにリニューアルされたホームページのはじまりの言葉としたい。
「老人福祉施設は、わが国を豊かで安らぎのある高齢社会とするために大きな役割を担っており、そこに働く私たちは、すべての国民から大きな期待が寄せられている。
これは、「老人福祉施設倫理網領」全文の一節である。
私たちは、この大きな役割を果たし国民の期待に応えなければならない。
また、世はまさに情報化の時代、選択の時代であり社会福祉法人の情報公開・開示は、善意を結集して創設されたという視点から義務となった。
当法人はそれに基づき、本号を「情報開示特集号」と銘打ち、法人・施設の財産・組織・経理・運営の状況をはじめ、開示するべきことがらを可能な限り掲載し、閲覧に供することにした。
情報をありのままに正しく発する者は、その最終の受益者となる。」
平成29年9月8日
理事長 石島 衛